IT支援

PC-Talker 搭載機 Windows 10 を手動で Creators Update してみた

2017年4月11日に公開されたというWindows 10 の次期バージョンである Creators Update (Ver.1703)ですが、まだ Windows Update に来ません。Windows 10 Creators Update は、Windows Update で更新プログラム「KB4013214」が配信されるとアップデートできるとのことです。どうも、Bluetooth 関連に問題があったようで配信が止まっているようです。

   

参考:Windows 10 Creators Update rollout First phase update - Windows Experience Blog

    

    

実機でどんな感じで進むのか確認してみたくなりまして、PC-Talker 搭載機 Windows 10 を手動で Creators Update してみました。

   

こんな風に作業します。なお、アップデート中は、音声ガイドされません。作業する際は、晴眼者サポートが必要です。

   

「設定」の「更新とセキュリティ」にある「Windows Update」を開きます。まだ、更新していない場合は、「Windows Update」に「はい、方法を確認する」がありますので、Tab キーで見つけます。「はい、方法を確認する」でエンターキーを押します。

   

「設定」-「更新とセキュリティ」-「Windows Update」

   

ブラウザが起動して、Windows 10 Creators Update の提供開始 - Windows Help のページが開きます。

   

Windows 10 Creators Update の提供開始 - Windows Help のページ

   

Tab キーで移動して「更新アシスタント」でエンターキーを押します。すると、通知バーが表示されます。

   

通知バー Windows 10Upgrade28085.exe

   

ダウンロードファイルを保存後、実行します。すると、「Windows 10 更新アシスタント」が起動します。

   

Windows 10 更新アシスタント

   

「今すぐ更新」ボタンでエンターキーを押します。すると、互換性のチェックが始まりますので、しばらく待ちます。

   

互換性のチェック中

   

互換性チェックに合格すると「次へ」ボタンで進めます。

   

この PC は Windows 10 と互換性があります

   

Windows 10 更新プログラムのダウンロードが始まります。

   

Windows 10 更新プログラムのダウンロード

   

ダウンロードが完了するまでしばらく時間がかかります。

   

更新プログラムの準備が出来上がると、再起動を促されます。この画面が表示されてから再起動まで30分間の猶予があります。使用中のアプリをすべて閉じてからエンターキーを押します。

   

更新プログラムの準備ができました。更新を完了するには、PCを再起動する必要があります。

   

「サインアウトしようとしています」と表示されました。「閉じる」ボタンでエンターキーを押します。

   

「サインアウトしようとしています」

   

再起動します。しかし、ここから先の音声ガイドはありませんでした。晴眼者さんと一緒に作業しましょう。

   

再起動しています

   

更新プログラムを構成するので、しばらく待ちます。

   

更新プログラムを構成しています

   

数回の再起動後、「Windows 10 にようこそ」画面が表示されます。「次へ」ボタンで進みます。

   

Windows 10 にようこそ

   

「デバイスのプライバシー設定の選択」画面が表示されます。

   

デバイスのプライバシー設定の選択

   

下部までスクロールして内容を確認し、「承諾する」ボタンを押します。

   

デバイスのプライバシー設定の選択をスクロール

   

「はじめまして、Cortana と申します。」の画面になります。Cortanaを使うかどうか決めるボタンを押します。   
はじめまして、Cortana と申します。

                 

「新しい Windows 用の新しいアプリ」の画面が表示されます。「次へ」ボタンで進みます。

   

新しい Windows 用の新しいアプリ

   

ロック画面が表示されます。ここで、PC-Talker の音声ガイドが始まると思います。エンターキーを押します。

   

ロック画面

   

サインイン画面が表示されます。パスワードを入力して、エンターキーを押します。

   

サインイン画面

   

「こんにちは」画面になりました。もう少し待ちます。

   

「こんにちは」画面

   

デスクトップが開き、「Windows 10 更新アシスタント」に「Windows 10 の最新バージョンに更新していただきありがとうございます」と表示されました。

   

Windows 10 更新アシスタント」に「Windows 10 の最新バージョンに更新していただきありがとうございます」と表示

   

「終了」ボタンを押すと、メッセージ画面が消えます。以上で、Windows 10 Creators Update が完了です。

    

Windows 10:視覚障碍者支援機能の追加(Ver.1703)

Windows 10 Creators Update (Ver.1703)では、視覚障碍者向けの支援にも追加された機能があります。

   

   

まず、Windows 標準の「ナレーター」に点字ディスプレイの利用が可能になりました。点字ディスプレイとは、パソコンに接続すると、モニターに表示されているテキストが点字になって浮き出てくる装置で、ピンディスプレイとも言います。

   

Win + U キーで起動する「設定」-「簡単操作」の「ナレーター」に「ブライユ点字」が追加されています。

   

「設定」-「簡単操作」の「ナレーター」

   

従来は、専用のスクリーンリーダー搭載機でしか利用できなかったのですが、これを設定すると Windows でも標準で利用可能になります。たぶん、簡易機能でしょうから、実際にガンガン利用したい場合は、専用のスクリーンリーダーが必要かと思います。たぶん、専用のスクリーンリーダーを搭載するまでの補助に使うためのものでしょう。

   

参考:PC-Talker 10の設定:点字ディスプレイの設定

   

さて、このほか、パソコンから流れる音をステレオからモノラルに変更できるようになりました。

   

スクリーンリーダー ユーザーの方々の中には、PCから流れる音声ガイドをヘッドフォンやイヤフォンなどを使って聞く方がいらっしゃいます。しかし、両耳をヘッドフォンやイヤフォンで使ってしまうと、ほかの情報が入りにくくなります。そこで、片耳でパソコンの音声ガイドを聞き、もう片耳はヘッドフォンやイヤフォンをはずして、周囲の情報を得たり、ほかの人との会話するという感じです。

   

ところがパソコンの音声がステレオになっていると、片方だけに音が送られている場合にもう片一方では聞こえないということがあります。そこで、従来は、ステレオをモノラルに変換するアダプタを使う必要がありました。しかし、これが意外と高価なのです。

   

それでは、モノラルのイヤフォンを使っては?と思われるかもしれません。しかし、これは、すごく危険です。モノラルイヤフォンをステレオジャックにさすと、ショートして下手をすると音声ジャックやサウンド機能を壊してしまう恐れがあります。イヤフォンやヘッドフォンを差し替えても音がでないというのはとても困ることです。

   

それが、Windows 10 Ver.1703 では、標準でステレオからモノラルに変更できます。「設定」-「簡単操作」の「その他のオプション」にある「オーディオ オプション」で「モノラル オーディオ」を「オン」にすると、モノラルになります。

   

「設定」-「簡単操作」の「その他のオプション」

   

Windows 10 Creators Update:ナレーター

Windows 10では、画面の状態を音声ガイドする日本語のナレーター機能が標準搭載されています。この件に関しては、2016年3月に Windows 10:ナレーター で紹介しました。間もなく、Windows 10の大型アップグレードである Creators Update が始まります。それに伴い、ナレーターの仕様が変更されます。どんなふうに変わるのか、紹介します。

   

   

ナレーターの起動/終了ショートカットキーは、Windows 10 Anniversary Update (Ver.1607)まで、Win+Enter キーでした。これが、Creators Update 後から、Win+Ctrl+Enter キーに変更されます。これは、Windows キーを押しながら Enter キーをたたくという簡単なショートカットキーのために誤ってナレーターを起動させてしまい、どうやってナレーターを止まればいいのかわからないという方々への配慮です。Creators Update 後からは、Windows キーを押しながら、Ctrl キーと Enter キーを押さないとナレーターが起動しないとで間違って起動するということがなくなることでしょう。

    

参考:PC 向けの Windows 10 Insider Preview ビルド 15002 を発表

    

このほか、ナレーターの詳細な設定は、Win+I キーで起動する「設定」の「簡単操作」から「ナレーター」を開くと紹介しましたが、もっと簡単な方法があります。Windows キーを押しながら U キーを押します。これで、直接、「設定」の「簡単操作」が開くようになりました。

    

画像:「設定」の「簡単操作」

    

Win+U キーは、従来、コントロールパネルの「コンピューターの簡単操作センター」が開くショートカットキーでした。Windows 10では、Anniversary Update 以降からコントロールパネルの利用を徐々に減らし、「設定」でほぼ設定変更などが完了できるようになっています。Win+U キーで「設定」の「簡単操作」が開くようになったのも Anniversary Update 以降からですので、製品版 Windows 10をご利用の方も既に利用可能かショートカットキーです。

    

ナレーターは、一番上の項目にありますので、「設定」の「簡単操作」が開けば、すぐに利用可能です。音声エンジンも日本語である「Japanese」として、次の4種類が確認できました。

    

画像:「ナレーター」の「音声を選ぶ」を開いたところ   

       
  • Microsoft Ayumi Mobile    
  • Microsoft Haruka Mobile   
  • Microsoft Ichiro Mobile   
  • Microsoft Haruka Desktop
    

聞き比べて、都合のよい音声エンジンで利用してみてください。

   

マイニュースでブログの記事を閲覧したい

高知システム開発製品に「MyNews」というWeb 上のニュース記事を閲覧するソフトがあります。

   

マイニュース2
価格:21600円(税込、送料別) (2017/3/13時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

   

   

ニュース記事のページは、一番読みたい本文の他に、いろいろなリンク項目があって、なかなか本文にたどりつくまでに時間がかかるサイトが多いものです。そんな Web 上のニュース記事を簡単に本文だけ表示してくれるのが、この「マイニュース」です。

       

マイニュースは、Web 上のニュース記事だけでなく、こういったブログ記事にも対応しています。作業としては、マイニュースに登録したいブログのRSSと呼ばれるリンクをコピーし、マイニュースの「お気に入り」に追加します。次のように作業します。   

       
  1. Internet Explorer といったブラウザで登録したいブログのWebページを開きます。   
  2. Ctrl+F キーを押して、検索バーを表示させます。「RSS」と入力し、Enter キーを押します。   
  3. RSSのリンク項目が見つかります。アプリケーションキー、もしくは、Shift+F10キーを押し、表示されたメニューの「ショートカットのコピー」を選択します。   
  4. マイニュースを起動し、Alt キーを押して、下矢印キーで「お気に入りの整理」まで進み、右矢印キーで入ります。上下矢印キーで「RSSをお気に入りに追加」を選択してEnterキーを押します。    
    image      
    ※面倒な場合は、Ctrl+F2 キーで「RSSをお気に入りに追加」が開きます。   
  5. 「RSSをお気に入りに追加」が開いたら、Ctrl+V キーを押して、コピーしたRSSのURLを貼り付けます。    
    画像:「RSSをお気に入りに追加」   
  6. Enter キーを押すと、「お気に入りに追加」の確認のメッセージが音声ガイドされます。内容をよく確認して、「はい」でEnter キーを押します。
       

これで、マイニュースにブログが登録されます。まずは、「お気に入りの更新」をEnterキーで実行します。これで、登録したブログの記事が読み込まれます。

       

画像:マイニュースでブログ記事を読み込んでみた

            

さて、ブラウザに高知システム開発の音声ブラウザ ネットリーダーⅡをお使いの場合は、こんなやり方もあります。

       

ネットリーダー2
価格:30240円(税込、送料別) (2017/3/13時点)

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ネットリーダーでRSSのリンクを見つけたら、Alt+Kキーを押します。拡張メニューが表示されるので上下矢印キーで「リンク」まで移動、右矢印キーで入って、上下矢印キーで「リンク先をマイニュースのお気に入りに送る」でEnterキーを押します。   
画像:ネットリーダーでAlt+Kで表示されるメニューから「リンク」を開いたところ

       

これで、「リンク先のアドレスをマイニュースに送ります。」という確認のメッセージが音声ガイドされます。内容をよく確認して「はい」でEnterキーを押します。

       

画像:リンク先のアドレスをマイニュースに送ります。

       

マイニュースが起動して、ブログをお気に入りに追加するメッセージが音声ガイドされます。内容をよく確認して「はい」でEnterキーを押します。

       

ちなみに、ここ「視覚障碍者へのIT支援方法」のRSSは、下記のURLです。

http://simple-lifes.cocolog-nifty.com/lowvisions/index.rdf 

マイニュースをお持ちの方は、ぜひ登録してみてください。

   

Windows 10では、お知らせのようなメッセージが流れる!

Windows 10を使っていると、時々、お知らせのようなメッセージが流れることがあります。PC-Talker がいきなり、作業中とは関係のない音声ガイドをし始めるので、びっくりすることでしょう。

  

Windows 10には、「通知機能」というのがあります。それは、画面の右下に表示されます。「お知らせのようなメッセージ」は、この通知が音声ガイドされるのです。

  

画像:通知

  

 

 

    

操作中とは関係のない音声ガイドが始まったら、Win + A キーを押してみてください。これで、「アクションセンター」が開きます。アクションセンターには、通知の履歴が表示されています。Tab キーを1回押してから、下矢印キーでたどっていくと、通知された内容を再度確認することができます。

  

画像:アクションセンターを開いたところ

  

選択した通知でEnterキーを押すと、対応するアプリが開くようにもなっています。通知の中には、ユーザーが何らかの作業をしないといけないこともあります。通知が来たことに気がつかなかった項目も見つかることでしょう。例えば、パソコンの再起動を促す通知があった場合は、パソコンを再起動させます。

  

時々、Win+A キーを押して、アクションセンター内を確認するようにしてください。

  

 

パソコンの製品サポート期限について

「パソコンは、壊れるまで使い続けられる」というものではありません。製品サポート期限があります。例えば、Microsoft の オペレーションシステムである Windows の場合、2017年4月11日に Windows Vista のサポートが終了します。またExcel やWord といった Microsoft Office 製品も 2007 が2017年10月10日にサポートが終了します。

参考:Microsoft ライフサイクル ポリシー

   

   

製品サポートが終了するとどうなるのでしょう?

     

製品サポート終了後は、よっぽど特別なことがない限り、マイクロソフトよりこれら対象となる製品への「更新プログラム」の配信がなくなります。

     

マイクロソフトが提供する各種ソフトウェアの更新プログラムは、セキュリティ関連の脆弱性 (弱点) を修正するためや製品の不具合を修正します。また、定期的に提供されるものだけではなく、脆弱性の深刻度に応じ緊急的に提供されるものもあります。

     

こういった更新プログラムで修正をしない状態でパソコンを使うと、インターネットに接続した際にウイルス感染し、情報漏洩などのリスクを伴う場合があります。また、最新の環境ではないために、製品がうまく動かないとか、Web ページが正しく表示されないということもあります。

     

不都合が発生するのは、何とも使いづらいことです。そこで、できるだけサポートが終了する前に、製品のアップグレードやパソコンの乗り換えの検討をしましょう。

     

さて、マイクロソフト製品と同様に、PC-Talker の開発会社である高知システム開発の製品にもサポート期限があります。例えば、PC-Talker 7・7Ⅱは、2016年3月31日でサポートが終了しています。また、アドボイス3は、2017年1月31日で、そして、NetReader Ver.1 は、2017年3月31日に終了します。この他、高知システム開発のサポート終了製品は下記で確認可能です。

     

サポート終了(予定)製品一覧

   

例えば、マイサポートの「ツール」内に「製品を最新版に更新する」があります。サポート期間中は、これを使って高知システム開発の製品を最新版にすることができます。

   

image

   

しかし、サポートが終了すると、更新できなくなります。

     

また、サポート終了予定日が、この3月31日で切れる NetReader Ver.1 を使っている場合、検索をしようとするとこんなメッセージが音声ガイドされることでしょう。  

このたび、ネットリーダーにつきましては、2017年3月末をもって、サービスサポートを終了いたします。    
終了に伴い、2017年4月以降、高知システム開発のウェブ検索機能が利用できなくなります。      
本サービスを利用のお客さまは、ネットリーダーのバージョンアップのご検討を、お願い致します。
     

「ネットリーダーのバージョンアップのご検討」というのは、つまり、最新版のネットリーダーⅡの購入を検討する必要があるということです。

     

とはいえ、役所への日常生活用具の申請可能製品の場合は、申請もしないといけないことですし、地域によっては再申請できるまでの期間もあります。何でもホイホイ買い替えるのは難しいことでしょう。

     

パソコン自体は、5年から7年、よく使う人だと3年ぐらい使っていると、物理的に壊れやすくなります。そこで、パソコンを購入してから5年経過後、そして、日常生活用具の再申請ができるようになったら、パソコンの買い替えと一緒に高知システム開発の最新版製品の購入もご検討ください。

   

読み辞書の追加登録:PC-Talker 10

PC-Talkerで固有名詞や地名などを読み上げさせると、変な読み方をすることがあります。 そんな場合は、正しい読み方をPC-Talkerの「読み辞書」へ登録すると改善されます。

   

   

読み辞書の追加登録は、2009年12月に PC-Talkerの読み辞書、 2010年3月に マイサポートの「読み辞書の編集」について で紹介しました。基本的なことは、あまり変わっていませんが、PC-Talker 10での方法を紹介します。

    

PC-Talker の読み辞書へ登録するには、次のようにします。  

       
  1. マイサポートを起動します。   
  2. マイサポートが起動したら、下矢印キーで「ツール」を探します。「ツール」が見つかったら、右矢印キーかエンターキーで中に入ります。   
  3. 「読み辞書の編集」を選択し、Enter キーを押してください。すると、「読み辞書の編集」画面が開きます。      
    画像:「読み辞書の編集」画面
       
  4. 「読み辞書の編集」画面が開くと、「熟語の追加」と音声ガイドしますので、Enter キーを押します。これで「熟語の追加」画面が開きます。    
    画像:「熟語の追加」画面   
  5. 「熟語」欄に読み方を修正したい語句を入力します。Tab キーで移動して、「読み」欄にその語句の正しい読み方を入力します。熟語と読みの入力欄へは、それぞれ全角31文字まで入力できます。 入力し終えると、読み上げます。よく聞いて、その読み方でいいかどうか確認します。なお、Alt + F8 キーを押すと、入力中の欄を読み上げます。また、「読み」欄には、「ひらがな」ではなく「カタカナ」で入力すると違った読み方をしますし、伸ばす音の場合、「う」と入力するだけでなく、「ー(長音)」や伸ばす音に応じて「小さい母音」を入れてみてもいいでしょう。   
  6. 正しく入力できたら、Enter キーを押すと、「読み辞書」に追加されます。Alt+F4キーを押して、「読み辞書」を閉じます。その際に「登録内容に変更があります。辞書を構築して終了します」と音声ガイドされますので「はい」を選択しているのを確認して Enter キーを押します。    
    画像:「登録内容に変更があります。辞書を構築して終了します」メッセージ
    

以上で読み辞書の登録が完了しました。以降、PC-Talkerで変な読み方をしていた語句が正しく読み上げられることでしょう。

   

エクスプローラーの「表示」タブにある「現在のビュー」で変な音声ガイド

PC-Talker 搭載機 Windows 10 でエクスプローラーを操作しているうちに変な音声ガイドをすることに気がつきました。

   

   

なお、この現象は、PC-Talker だけでなく、Windows 10の「簡単操作」にある「ナレーター」でも確認可能です。PC-Talkerを持っていない方で確認してみたい場合は、次のように操作してみてください。  

   

  1. Windows+Enter キーを押して、ナレーターを起動。Y キーを押して「ナレーター」を「オン」にします。   
  2. Windows+2 キーでエクスプローラーを開きます。   
  3. 適当なフォルダーを開きます。   
  4. Alt → V → O キーを押します。   
  5. 「表示」タブの「並べ替え」が開きます。   
  6. 下矢印キーを押していくと、すべて「オンになっています」と音声ガイドします。    
    なお、PC-Talkerでは、「チェック」と音声ガイドします。   

   

ナレーターを終了させたい場合は、Windows+Enter キーを押してください。  

   

「表示」タブの「並べ替え」の項目には、すべてチェックがついているかのように感じますが、初期設定では、「名前」にチェックがついています。  

画像:「表示」タブの「並べ替え」の部分

    

それなのに、全項目が「オンになっています」と音声ガイドされます。これでは、どれが本当に「オン」になっているのか、全くわかりません。なお、「表示」タブの「並べ替え」だけでなく、「グループ化」と「列の追加」でも同様に、すべての項目でチェックがついているかのように音声ガイドします。  

   

この現象は、エクスプローラーの不具合で、「オンになっている」という誤った情報がスクリーンリーダーに流れているためです。  

   

PC-Talker ユーザーさんがエクスプローラーで「表示」タブの「現在のビュー」にある「並べ替え」と「グループ化」そして「列の追加」を操作するのは、しばらく晴眼者さんの目を借りて行ってみてください。

   

PC-Talkerのサポート支援機能

実際に PC-Talker搭載機のサポートをしていると、晴眼者サポーターが音声ガイドの内容を聞き取れないことがあります。Windows 10のPC-Talkerでは、そんなサポーターをもサポートする機能が備わっていました。

   

   

まず、設定を変更します。次のようにしてみてください。

  1. Ctrl+Alt+F12キーを押して、「PC-Talkerの設定」画面を開きます。    
  2. 下矢印キーで移動し、「ユーザー補助」を選択して、Enter キーを押します。    
  3. Tabキーで「視覚的ユーザーインターフェースの変更」まで移動し、Enter キーを押します。      
    画像:「ユーザー補助」    
  4. Tab キーで「音声キャプチャーを表示する」まで移動し、スペースキーでチェックをつけます。      
    画像:「視覚的ユーザーインターフェースの変更」    
  5. Tabキーで「設定」まで移動し、Enterキーを押します。    
  6. 「ユーザー補助」に戻ります。Tabキーで「設定」まで移動し、Enterキーを押します。
      

この設定をすると、モニター画面の下部に、音声ガイドの内容が文字で表示されるようになります。例えば、Windows キーを押すと、「マイスタート オープン Internet Explorer」と音声ガイドされますが、それがこんな感じで表示されます。   
Windows キーを押すと「マイスタート オープン Internet Explorer」とテキストが表示される     

これは、サポート中に晴眼者が音声ガイドを聞き取れなかった、ということが減って便利でしょう。

「音声キャプチャーを表示する」の他に、「点字キャプションを表示する」もあります。PCユーザーがピンディスプレイ機器を接続している場合に有効にすると、表示中の点字と原文テキストが点字キャプションのウィンドウに表示されます。どのような内容が点字表示されているか、晴眼者にも確認してもらえるようになります。

   

Windows 10のPC-Talker搭載機でスクリーンショットを撮る

Windows 10には、モニター画面がどんな状態なのかを画像ファイルとして残せるショートカットキーがあります。Win+PrintScreen キーです。これを押すたびに、「ピクチャ」フォルダー内にある「スクリーンショット」フォルダーに「スクリーンショット (連番).png」というファイル名で自動保存されるようになっています。連番は、1 から始まり、Win+PrintScreen キーを押すたびに、1つずつ増えていきます。

  

    

こういったスクリーンショットを晴眼者に見てもらうと、パソコン状態がある程度わかるので、アドバイスがしやすくなります。

    

さて、スクリーンショットとして残っている画像ファイルが、どんな感じなのかわかる程度に視力がある方には、どのファイルを見てもらったらいいのかわかることでしょう。しかし、どのスクリーンショットを見てもらえばいいのか、わからない場合はどうしたらいいでしょう。

    

そうしたところ、PC-Talkerにもスクリーンショットを撮るショートカットキーが用意されていました。

    

撮り方は、2通りあります。

    

利用中のウインドウのスクリーンショットを撮る:Ctrl+Alt+Win+1

    

モニター画面全体のスクリーンショットを撮る:Ctrl+Alt+Win+2

    

撮ったスクリーンショットは、お使いのユーザーの「ドキュメント」フォルダー内に「PCTalkerスクリーンショット.jpg」というファイル名で自動保存されます。

    

ただし、1枚しか保存できません。複数回、Ctrl+Alt+Win+1 キーや Ctrl+Alt+Win+2 キーを押しても、最後に撮ったスクリーンショットしかファイルとして残っていません。でも、これで、どのファイルを送ったらいいのか、すぐにわかることでしょう。

   

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