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2010年6月

Word 2007 で文字をもっとはっきりと表示させたい

今回の質問は、Word 2007 を使っていらっしゃる弱視ユーザーさんからです。

Word 2007 でお知らせの書類を作っています。気に入ったフォントがあったので、それを使いたいのです。しかし、そのフォントは、MS 明朝やMS ゴシックと比べると、何かだにじんでいて、色も薄いように見えます。でも、印刷すると普通の色なので、モニター画面に映っているときだけの問題のようです。何とか、MS 明朝のようにはっきり見えるようにならないでしょうか?

ユーザーさんが「使いたい」とおっしゃるフォントなのですが、「HG正楷書体」というフォントでした。「MS 明朝」「HG正楷書体」「MS ゴシック」で文字入力したものを画像にしてみましたが、どんな風に見えるでしょう。

「MS 明朝」「HG正楷書体」「MS ゴシック」でそれぞれ書いてみた

フォントサイズは、それぞれ 10.5 なのですが、実際に、その方のモニター画面に表示させてみると、MS 明朝やMS ゴシックに比べるとHG正楷書体は確かに小さく、そして、にじんで見えました。これは、HG正楷書体の線が細かく、それでいて微妙な曲線があるフォントのためでしょう。

これは、お使いのモニターの具合であり、パソコンやWordで設定を調整するのは難しいと思います。もっと大きなモニター画面を使うとより見やすくなるはずですが、なかなか難しいことでしょう。また、印刷を考えないのであれば、自由に調整できますが、印刷をするのでしたら、妙な変更をしない方が無難です。

ただ、「フォントサイズが、このサイズだから」というせいでもあります。印刷する際のフォントサイズは変更したくない場合、モニター画面に表示されるサイズは、Wordのズーム機能を使って変更することが可能です。

マウスが使える方は、Word 2007の右下にズームのスライドレバーが見つかることでしょう。

Word 2007 での「ズーム」

このレバーを「+」である右の方へ動かすと大きく表示されます。

マウスが使いづらい場合は、Alt キーを押した後、Wキー、そして、Qキーと押します。「ズーム」ウィンドウが開きます。2キーを押すと、倍率が「200%」に設定されます。エンターキーを押すと、200%の倍率で表示されます。

「ズーム」ウィンドウ

倍率を指定したい場合は、2キーではなく、Eキーを押して、上矢印キーで倍率を上げるか、直接数字を入力して指定し、エンターキーを押します。

下記の画像は、倍率を150%にしたものです。少し見やすくなっていませんか。

ズーム機能を使って150%表示した場合

なお、元の100%に戻したい場合は、Alt キーを押した後、Wキー、そして、Qキーと押し、1キーを押してエンターします。

PC-TalkerでOffice IME 2010を使う場合の提案

2010年6月17日、Microsoft Office 2010の一般販売が始まりました。

しかし、新しい Office 製品を購入するのは、なかなか難しいですよね。

さて、そんな中、Office IME 2010 の無償ダウンロードが始まりました。

これは、お使いのパソコンに対象となる Microsoft Office 製品がインストールされていれば、どなたでも無償で使うことができます。

対象となる Office 製品

  • Office 2010
  • Office 2007
  • Office 2003
  • Office XP

サポートされているオペレーティングシステム

  • Windows 7
  • Windows Vista
  • Windows XP Service Pack 3 (SP3)

Microsoft Office IME 2010 のダウンロードページ

なお、インストールの仕方に関しては、晴眼者向けに書いてありますが、私のもう一つのブログ Office IME 2010 無償ダウンロード開始: 世の中は不思議なことだらけ でご確認ください。

また、PC-Talker 搭載機で IME 2010が使えるかどうかです。Windows XP SP3 の Office 2003搭載機と Windows 7 の Office 2010 搭載機で確認してみましたところ、ちゃんと使えました。

ところで、このOffice IME 2010の使い方で提案があります。

従来の Microsoft IMEは、非常に変換効率が悪いので長い文節を打って一度に変換するのではなく、短い文節で変換した方がスムーズに変換できたことでしょう。しかし、Office IME 2010 の変換効率はかなり高いものになりました。それは、一つの語句を変換するという方式から、文章の前後にある言葉を見ながら適切に変換するという方式に変えたからです。

ちょっと長い文章を打って一度に変換してみてください。

例えば、「きょうはあめがふっています。」と入力して「今日は雨が降っています。」と変換したい場合。従来の Microsoft IME では、「きょうは」変換、「あめが」変換、「ふっています。」変換、とされていたことでしょう。それで、「きょうは」の「今日」が「京」になっていないか?とか「あめが」の「雨」が「飴」になっていないかとか確認しながら確定していたことと思います。それをいきなり「きょうはあめがふっています。」と一度に入力して変換しても大丈夫になりました。

ところがそれをすると、一部しか変換の具合をPC-Talkerが音声ガイドしてくれないことに気がつきます。例えば「きょうはあめがふっています。」と入力して「今日は雨が降っています。」と変換された場合、PC-Talkerは、「今日は」の部分しか変換の具合を音声ガイドしてくれません。

そこで、下記のようにPC-Talkerの設定を変更してみてください。

  1. F12キーで開くAOKメニュー内からか、Ctrl+Alt+F12キーで、PC-Talkerの設定を起動します。
  2. PC-Talkerの設定が開いたら、上下矢印キーで「日本語変換時の読み方」まで移動しエンターします。
  3. 「日本語変換時の読み方」が開きますので、Tabキーで「変換中、ガイドライン全てをよみあげる」まで移動し、スペースキーでチェックを付けます。
    「日本語変換時の読み方」の画面
  4. Tabキーで「設定」まで移動し、エンターします。
  5. 開いたPC-Talkerの設定やAOKメニューをエスケープキーで閉じます。

以上で、日本語変換時に一部しか変換の具合を音声ガイドしなかったのが、全て音声ガイドしてくれるようになります。ただし、音声ガイドは最後まで聞くようにしてくださいね。

さて、Office IME 2010をインストールしてみたけど、どうしても使い勝手が悪い!という場合。Office IME 2010をアンインストールします。そうすれば、以前使っていた IME に戻ります。

Office IME 2010のアンインストール方法(Windows XP)
  1. コントロール パネルより「プログラムの追加と削除」を開く
  2. 「Microsoft Office IME 2010(Japanese)」を選択し、「削除」ボタンでエンターキーを押す。
    「プログラムの追加と削除」の「Microsoft Office IME 2010(Japanese)」
  3. 「Microsoft Office IME 2010 をアンインストールしますか?」と出るので、「はい」でエンターキーを押す。
    「Microsoft Office IME 2010 をアンインストールしますか?」の画面
  4. アンインストールが始まるので、しばらく待ちます。
  5. 「アンインストールが完了しました」と表示されますのでエンターキーを押します。
    Microsoft Office IME 2010 の「アンインストールが完了しました」の画面

YouTube で Internet Explorer 6 のサポートは終了

YouTube で Internet Explorer 6のサポートが2010年3月13日で終了しました。

今、Internet Explorer 6 で YouTube にアクセスすると下記のようなメッセージが表示されます。

Internet Explorer 6で YouTube を開くと「お使いのブラウザは現在サポートされていません。最新のブラウザにアップグレードしてください」と表示される

とはいえ、2010年6月13日現在、まだ、Internet Explorer 6で、YouTube を視聴することは可能です。これから出てくるであろう最新機能が使えなくなっていくとのことです。よって、そろそろ、最新のブラウザである Internet Explorer 8へアップグレードすることをお勧めします。

ただ、YouTube で表示されている Internet Explorer 8のダウンロードページは使わないでください。あそこからは、英語版のダウンロードページへ行ってしまいます。そのまま、ダウンロードしてインストールすると、英語版のInternet Explorer 8になってしまいますので。

日本語版 Internet Explorer 8 のダウンロードページ

しかし、PC-Talkerで、Internet Explorer のアップグレード作業はちょっと厳しいものがあります。できれば、晴眼者の方と一緒に作業されることをお勧めします。

どんな手順でインストールが進むのかは、晴眼者向きのやり方ですが、IE8 のインストールと初期セットアップの手順 で紹介しました。またご参照ください。

プレクストークでサピエ図書館を使いたい

今回は、プレクストークを使っているユーザーさんからの質問です。

プレクストークでCDのDAISY図書を再生しています。ところで、私のプレクストークは、パソコンにもつなげられるとのこと。そうすると、サピエ図書館のデイジーデータもダウンロードして、いつでも再生できるそうですね。でも、実際、どうするのでしょう?

このユーザーさんは、近所の方でしたので、ちょっとお伺いしてきました。

プレクストークとは、こういう機械です。

プレクストークのホームページより

プレクストークは視覚障害者向けに専用設計された録音・再生装置です。カセットテープに変わる録音図書として普及している国際標準「DAISY」(=デジタル音声情報システム)規格での録音・再生が可能

さて、ユーザーさんは、PLEXTALK <プレクストーク> PTR2をお持ちでした。これは、USB 接続でパソコンにつなぐことができます。そして、CD-R/RWとCFカードが使えました。

要望は、サピエ図書館からダウンロードしたデイジーデータをパソコンからCFカードに移し、このCFカードをプレクストークに挿入して聞きたいということでした。しかし、ユーザーさんのパソコンには、CFカードのスロットルがありませんでした。

今回は、実際に伺ってのサポートであり、我が家にプレクストークがありません。そこで、どのようにすると、サピエ図書でダウンロードしたデイジーデータをプレクストークで再生することができるのかの手順を簡単に紹介します。

まず、プレクストークをパソコンに接続して、デイジーデータをプレクストークに挿入してあるCFカードに移す作業をします。ただ、プレクストークの初期設定のままでパソコンに接続すると、プレクストークはCDドライブとして認識されてしまいます。今回は、CFカードにデータを移したいので、プレクストークをCDドライブからCFカードドライブに変更する必要がありました。

※このプレクストークの設定変更は、プレクストークをパソコンにつないでカードドライブとして使いたいをご参照ください。

次に、サピエ図書館でダウンロードしたデイジーデータを解凍します。サピエ図書館のデイジーデータは、[exe] ファイルでした。実行すると、自動的に解凍され、[exe] ファイルと同じ名前のフォルダーに展開されました。

この展開されたフォルダーの中には、[html] ファイルとランダムの英数字のフォルダーが入っています。そのランダムの英数字のフォルダーを開き、中のファイルだけをすべて、プレクストークのCFカードの中に移動します。CFカードには、フォルダーを作らないで、直接ファイルだけを移動させてください。

ファイルの移動が完了したら、パソコンとプレクストークの接続を解除します。プレクストークの電源を切ってしまってから、ケーブルを抜くと楽でしょう。

パソコンからプレクストークの接続を解除したら、プレクストークを起動させます。これで、CFカードに入れた DAISY データの再生が自動的に行われることでしょう。

なお、今回紹介した方法は、1つのデイジーデータしか扱えません。読み終えたら、CFカード内のファイルをすべて削除してから、新しいデイジーデータを移し、再生させてください。

2010年8月4日 追記
プレクストークのCFカードに複数のデイジー図書を保存して、再生する方法がわかりました。詳細は、プレクストークのCFカードに複数のデイジーデータを保存したいでご確認ください。

Windows 7で文字をもっとはっきりと表示させたい

今回の質問は、Windows 7 を使っている弱視ユーザーさんからです。

Windows 7の標準の表示ではまぶしく、選択項目の反転表示も見にくいため、テーマで「Windows クラシック」にして利用しています。しかし、何となく見づらいのです。これは、どうにかできないものでしょうか?

そんな場合は、ClearType の設定を調整してみましょう。
このページでは、キーボードのみの操作方法で説明します。

  1. Windows 7で[スタート]メニューを開きます。
  2. 右矢印キーを押し、上下矢印キーで「コントロールパネル」を選択して、Enter キーを押します。
  3. 「コントロール パネル」が開くと、カーソルは検索欄にいます。
    そのまま「ClearType」と入力します。
  4. 「ディスプレイ」内に「ClearType テキストの調整」が表示されますので、Tab キーで選択して Enter キーを押します。
    「ディスプレイ」内に「ClearType テキストの調整」が表示される
  5. 「ClearType テキスト チューナー」が表示されます。
    まずは、ここの「ClearType を有効にする」のチェックを外したり、入れたりして、見本に表示されるテキストをよく確認してみてください。
    「ClearType テキスト チューナー」
    チェックの変更は、スペースキーで可能です。どうするか決めたら、Tab キーで「次へ」ボタンを選択し、Enter キーで進みます。
  6. ディスプレイ モニターの解像度が自動的に確認されます。確認完了後、「次へ」ボタンで進みます。
    ディスプレイ モニターの解像度の確認画面
  7. 最もよく見えるテキストを矢印キーで選択して、スペースキーで確定します。
    読みやすい方のテキストサンプルを選択していく
    そして、「次へ」ボタンで進みます。 これを4パターン行います。

こうやって調整して行くと、より見やすい設定へとなることでしょう。

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