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2010年5月

Windows 7の画面をもっとはっきりとした色にしたい場合

今回の質問は、PC-Talker を使っている弱視ユーザーさんからです。

Windows XP から Windows 7に乗り換えました。XPの時は、[スタート]メニューをクラシックタイプにしていました。Windows 7では、クラシックタイプの[スタート]メニューにはならないのだそうですね。でも、この色合いは何とかならないものでしょうか?もっとはっきりとした色になるといいのですが。

Windows 7の色合いは、全体に淡い色で、特にAeroが有効になっていると透けて向こうが見えるという設定になっています。

Aeroが有効になっている Windows 7の [スタート]メニューを開いたデスクトップ

この色合いでは、どうにも見づらいという場合は、デスクトップの「テーマ」を使って自分の好みのものに変更してみましょう。

  1. [スタート]メニューを開き、右矢印キーを1回押してから、上矢印キーで「コントロール パネル」まで移動し、エンターキーを押します。
  2. 「検索ボックスのエディット 文字入力」と音声ガイドされたら「個人設定」と入力してしばらく待ちます。
  3. Tab キーを押し「個人設定 リンク」と音声ガイドされたらエンターキーを押します。
  4. 「個人設定」の画面が開きます。
    Windows 7の「個人設定」画面
    上下左右の矢印キーを使って「Windows クラシック」を探します。なお、この「個人設定」の画面は、「一覧」や「詳細」のように一列に並べることはできません。縦横数列に並んでいます。見つけづらい場合は、晴眼者に手伝ってもらってください。
    「Windows クラシック」がみつかったら、エンターキーを押します。音がなって、Windows 7のテーマが変わります。
  5. 「個人設定」の画面に「OK」ボタンはありませんので、Alt+F4 キーで「個人設定」を閉じます。

以上で、Windows 7のテーマがはっきりとした色合いになります。
Windows 7をクラシックタイプのデスクトップにしてみた

なお、Windows 7の「個人設定」には、「Windows クラシック」の他にも、ハイコントラスト タイプが4つ用意されています。

個人設定にある「ベーシック テーマとハイコントラスト テーマ」

ご自身の目で確認して、見やすいテーマを使ってみてください。

テキストファイルを MyEdit で開きたい

PC-Talker を使っています。テキストファイルを開く際、私は、開きたいファイルをMyFailから見つけだし、Enter キーを押して開いています。ところが、この方法だとメモ帳で開いてしまいます。MyEditを起動させてから、開きたいファイルを「開く」で開けばいいのでしょう。何とか、MyFileからでも、MyEditで開くことができないでしょうか?

この件に関しては、既に私のWebページで テキストファイルをマイエディットで開くで、紹介しています。それは、MyFile で「関連付けを変更する」という方法でした。今回は、その他の方法も紹介しましょう。

  1. MyFileを起動します。
  2. 開きたいテキストファイルを見つけ出します。
  3. Ctrl+Enter キー もしきは、Ctrl+E キーを押します。
    ショートカットキーを忘れてしまった場合は、MyFile の「ツール」から「MyEditで編集」でEnterキーを押します。
  4. 目的のテキストファイルがMyEditで起動します。

なお、開いたテキストファイルを編集しない場合、ただ、記載されている中身をPC-Talkerで読み上げて欲しい場合は、こんな方法もあります。

  1. MyFileを起動します。
  2. 開きたいテキストファイルを見つけ出します。
  3. V キーを押します。
    ショートカットキーを忘れてしまった場合は、MyFile の「ツール」から「MyEditで参照」でEnterキーを押します。
  4. 目的のテキストファイルがMyeditで起動し、同時に全文読みが開始します。
    なお、読み上げの中止は Escape キーです。もう1度 Escape キーを押すと Myeditが終了し MyFileに戻ります。

XP Mode にインストールした PC-Talker XP で Windows 7 を操作できるか?

このたび、Windows XP から Windows 7 Ultimate へ乗り換えました。Windows 7 のUltimateでは、XP Mode が使えるそうですね。これに、PC-Talker XP をインストールして、Windows 7 を音声ガイドさせることはできないものでしょうか?

まず、XP Mode とは何なのでしょう?

Windows 7 に Windows Virtual PC というアプリケーションをインストールします。この Windows Virtual PC に仮想マシンを作成し、Windows OS をインストールします。Windows Virtual PC は、このようにして、Windows 7 の中に、全く違う環境の Windows を起動できるようにするものです。しかし、通常であれば、Windows OS を別途インストールするには、その別途OSのライセンスが必要です。ところが、Windows 7 Professional および Windows 7 Ultimateであれば、Windows Virtual PC にインストールできる Windows XP Professional PS3を無償で手に入れることができます。

このように、Microsoft から無償配布されている Windows Virtual PC 用 Windows XP Professional PS3で、XP Mode を使用します。特に、Windows 7 上でどうしても使えないアプリケーションがある場合に、この XP Modeが有効です。

Windows Virtual PC での Windows XP Mode の一般的な使い方は、私のもう一つのブログ:「世の中は不思議なことだらけ」でBeta版から製品版にかけて、過去6回ほど紹介しました。

さて、高知システム開発の XP Modeに関する公式な見解は、Windows 7 XPモード Q&A にあります。これを読みますと、XP Mode にPC-Talker XPをインストールすることは、サポート対象外です。

ということを踏まえて、物は試しに、PC-Talker XP Ver.2でインストールしてみました。どんな具合だったのかを紹介しましょう。

XP Mode では、「ウィンドウ モード」と「仮想アプリケーションモード」の2つが利用できます。

ウィンドウモードとは、Windows 7 上に、Windows OS がインストールされている Windows Virtual PC のウィンドウを起動させて使うというものです。
Windows 7 上で起動した ウィンドウモードの XP Mode 

XP Mode を「ウィンドウ モード」で起動させると、ちょうど、Windows 7 の中に、Windows XP が開いているという感じです。このウィンドウモードで、PC-Talker XP をインストールします。

まず、XP Mode内にインストールした PC-Talker XP でXP Mode 自体を操作することは可能でした。Ctrl+Alt+Pause キーで XP Modeのウィンドウを全画面表示にしてしまえば、すごく快適に使えます。

ただし、この快適さは、お使いのパソコンの性能によってかなり違うと思われます。Windows 7 に搭載されているメモリーが小さいと、動きがかなりもたつくことでしょう。今回、ためしに使った Windows 7 は、メモリーが4GBあるのですが、32bit版です。これで、文字入力する際、あまり早く入力すると音声ガイドや文字入力すらもついてこれなくなりました。

さて、肝心の XP Mode にインストールした PC-Talker XP でWindows 7 を操作できるかどうかです。残念ながら、ウィンドウモードでは、XP Mode内だけしか操作できませんでした。Windows 7 の方にフォーカスを移動させると、何の音声ガイドもしてくれませんでした。

XP Mode には、ウィンドウモードの他に「仮想アプリケーションモード」もあります。仮想アプリケーションモードとは、XP Mode内にインストールしたアプリケーションをWindows 7 上で起動させて使うというものです。これによって、Windows 7 では起動できないはずのアプリケーションをWindows 7 で動かすことができます。

それには、まず、ウィンドウモードで起動している、XP Mode をシャットダウンする必要があります。シャットダウンは、XP Mode の[スタート]メニューにある「Windows セキュリティ」で Enter するか、Ctrl+Alt+End キーを押します。
[スタート]メニュー内にある「Windows セキュリティ」

「Windows セキュリティ」が開きます。

Windows セキュリティ

S キーを押して、「シャットダウン」の選択画面を開き、矢印キーで「シャットダウン」を選択してシャットダウンさせます。

「Windows のシャットダウン」の画面

ただし、「Windows セキュリティ」が表示されると、以降はPC-Talker が止まってしまいますので、音声ガイドしてくれませんでした。

では、次に「仮想アプリケーションモード」でPC-Talker XPを起動させてみました。

XP Mode内にインストールしたアプリケーションは、Windows 7 の[スタート]メニューの「すべてのプログラム」-「Windows Virtual PC」-「Windows XP Mode アプリケーション」内に自動的に登録されます。

Windows 7 の[スタート]メニューの「すべてのプログラム」-「Windows Virtual PC」-「Windows XP Mode アプリケーション」を開いたところ

PC-Talker XP を XP Mode 内にインストールしましたので、「PC-Talker XP (Windows XP Mode)」という名称でちゃんと登録されていました。この、「PC-Talker XP (Windows XP Mode)」で Enter キーを押してみました。

Windows 7 上に PC-Talker XP は、起動できたのですが、残念ながら Windows 7 を音声ガイドしてはくれませんでした。

Windows 7 の通知領域 「PC-Talker XP」のアイコンは表示されているが「リモート」となっている

Windows 7 の通知領域に「PC-Talker XP」のアイコンは表示されているのですが「リモート」となっていました。

ということで、XP Mode に、PC-Talker XP をインストールしても、Windows 7 は音声ガイドしてくれません。Windows 7 の音声ガイドをさせるためには、Windows 7 用のスクリーンリーダー(PC-Talker 7)をインストールする必要があります。

XP Mode にインストールした PC-Talker XP は、晴眼者サポーターやパワーユーザーがテスト環境として使うという感じでしょう。PC-Talker ユーザーさんが使うのは、かなり厳しいと思います。

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