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Windowsのナレータ機能について

PC-Talker Vistaを搭載した方からこんな質問をいただきました。

Windows Vistaに PC-Talker Vistaをインストールしました。「コンピュータの簡単操作」から「ナレータを有効にします」を設定してみたのですが、 「現在の Windows 言語に一致する音声合成の音声をインストールしてください。」となってしまいました。これは、どうなっているのでしょう?

日本語の音声合成である PC-Talker Vistaを搭載しているのに、なぜなのでしょう?

実は、PC-Talker Vistaは、Windowsのナレータ機能のエンジンとしては認められていないのです。

Microsoft Windowsには、アクセシビリティ機能として、ナレータ機能が搭載されています。ナレータ機能とは、スクリーンリーダー程、高性能ではありませんが、画面に記載されていることを音声ガイドしてくれる機能です。ナレータ機能は、Windows XPのころからあったのです。英語版の Windows XPでは、使えるようです。

ところが、日本語の音声エンジンが Windowsには、搭載されていなかったため、日本語版の Windows XPでは、ナレータ機能が使えませんでした。しかし、Office Excel 2002と2003で搭載されていたので、Excelでは、使えるようになっていました。だから、スクリーンリーダーを搭載していなくても、Excel2002 と 2003では、セル内を読み上げるよう設定可能でした。

さて、当初、Windows Vistaは、この辺のことを考慮して、OfficeではなくWindowsに日本語音声エンジンが搭載されるはずでした。ところが、いろいろ問題が生じ、Windowsどころか、Officeへの搭載もなくなってしまいました。

ただ、Windows XPでは、まったく音声ガイドされなかった、ログイン画面が Windows Vistaから音声ガイドしてくれるようになりました。最初、これをWindows のナレータ機能で読み上げているのかと思ったのですが、インストールしたスクリーンリーダーの機能で読み上げていることがわかりました。

Windows XPまでは、セキュリティなどの理由で日本製のスクリーンリーダーに音声ガイドさせるための情報を渡せなかったのですがWindows Vistaからは、通常の機能としてスクリーンリーダーへ情報を出せるようになったからのようです。

そうかといって、日本製のスクリーンリーダーが Windowsのナレータ機能のエンジンとして認められたということではありません。なお、これは、PC-Talker Vistaだけではなく、Focus Talkでも同様だそうです。

ということで、2007年4月現在、日本製のスクリーンリーダーをインストールしても Windows Vistaの日本語ナレータとしては、利用できませんので、ご了承ください。

参考サイト:Microsoft オンラインサポート Windows Vista において [ナレータを有効にします] を起動しても日本語のナレータを利用できない

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