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スクリーンリーダーでのWEBページ閲覧について(2)

スクリーンリーダーでのWEBページ閲覧についてでは、スクリーンリーダーでWEBサイトを閲覧する際の全文読みは、どういった感じになるのかを紹介しました。

今回は、次ページに移動する時はどんな具合なのかとWEBページ上で文字入力をする場合はどうなのかを少し紹介いたします。WEBページを閲覧する場合、晴眼者は、ページ全体をザッと眺めてから、その中の興味のあるページへ移動することでしょう。 

スクリーンリーダーでは、ページ全体をザッと眺めるということは、なかなか難しいこと。じっくり聞く方法を取ると、前号で紹介しました。

では、興味を持ったページへ移動する際、どんな具合なのかを今回は、紹介したいと思います。

なお、ソフトは、スクリーンリーダーの PC-Talker XPとブラウザのInternet Explorer 6を併用して使う場合でご説明します。

リンク項目を見つけるには

リンクが張ってある項目へは、タブキーを使うと移動できるようになっています。これは、スクリーンリーダーを搭載していなくても操作可能です。移動する順番は、ソースに書かれている通りです。

例えば、私のサイトのトップページ
http://www1.tcnet.ne.jp/k-saku/

ブラウザに表示された右側の「項目」内、「このサイトについて」へ行きたいとします。マウス操作では、簡単ですよね。では、タブキーで移動してみてください。タブキーをいくつたたきましたか?。そして、割と遠いと感じませんか?

なお、「このサイトについて」は、ナビゲーションバー(薄緑色の部分)内の「ご説明」と同じページです。

マウスだとスッと行けるのですが、キーボード操作だと1つずつたどって行かないと着けないのです。

リンク項目がテキストの場合

リンク項目がテキストの場合は、書いてあるテキスト通りに読み上げます。簡単にタグで書くとこんな感じのものです。

<p><a href="index.htm">私の部屋</a></p>

タブキーでこのリンク部分に来ると「私の部屋 リンク」と音声ガイドしてくれます。

リンク項目が画像の場合

リンク項目が画像である場合、代替テキスト(alt か title)が書いてあればそれを読み上げます。タグでは下記のような感じ。

<a href="a.htm"><img src="room.gif" alt="私の部屋"></a>

これも、タブキーでこのリンク部分に来ると「私の部屋 リンク」と音声ガイドしてくれます。

困るリンク例

【困るリンク例 その1】
時々、画像でリンクを張ってあるのですが、その説明がテキストで画像の近くに書き添えてあるということがあります。テキストには、リンクが張ってないし、代替テキストもありません。

例えば、こんなリンク
<p><a href="a.htm"><img src="room.gif"></a>私の部屋</p>

リンク項目へはたどりつけるのですが、代替テキスト(alt か title)が書いてないので、このリンクが次にどこへ行くのか音声ガイドしてくれません。仕方がないので、周辺を読ませてみます。そういう作業をして「私の部屋」へ移動できるらしいとわかります。

【困るリンク例 その2】
非常に困るのが代替テキストにリンクとは全然関係のない画像の説明が書いてあるものです。これでは、その画像リンクがどこへ行くのか、全くわかりません。

<p><a href="b.htm"><img src="flower.gif" alt="花"></a>私の部屋</p>

画像は、「flower.gif」ということで花の模様なのですから、画像の説明として代替テキストに「花」と書いてしまったのでしょう。音声ガイドでは、「花 リンク」と読み上げます。
次ページは、花に関することが書いてあると思うことでしょう。もしかすると、周辺を読ませてみようと思う人は、少ないかもしれません。

リンク画像の代替テキストは、描いてある画像の説明をつけるのではなく、このリンクがどこへつながっているのかの説明をつけてもらいたいのです。

【困るリンク例 その3】
テキストで「詳細は、ここをクリックしてください」と書いてあって「ここ」の部分にリンクが張ってあることがあります。

<p>詳細は、<a href="c.htm">ここ</a>をクリックしてください。</p>

この場合もリンク項目は、「ここ」と書いてある部分だけですので、「ここ」が次にどこへ行くのかわかりづらいです。この場合も周辺を読ませてみて、やっと「詳細を知りたい場合」であることに気がわかります。

迷路に入ったとしますね。歩いていて出てくるドアに「ここ」とか「花」とか書いてあるわけです。いちいち説明文を読み返すか、ドアを開けてみないと、何の部屋かわからないわけです。これじゃ、困りますよね。

次ページが何であるのか、わかりやすい説明で記載するようお願いします。

WEB上での文字入力について

タブキーで移動できる項目は、リンクだけではありません。文字入力のできる「テキストボックス」への移動も可能です。テキストボックスに入ると「ナニナニの文字入力」と音声ガイドされます。

ただ、この「ナニナニ」の部分は、テキストボックスの周辺に書かれている文字を読み上げてくれます。これが、リンク項目と違う点です。

時々、「名前」、「メールアドレス」と説明が書いてあるのに、コメント入力欄の説明が見当たらないというフォームがあります。ブラウザでの見た目では、かなり大きなテキストボックスが作ってあるので、見れば「コメント入力欄だ」とわかります。

しかし、スクリーンリーダーでは、むなしく通り過ぎてしまい、どこへコメントを入力すればいいのかわかりません。

何を文字入力すれば良いのか等、わかりやすい名称が表記されていないと混乱しやすいです。

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