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右クリックの代わりのキーはどれ?

前号で、実行のためのクリックの代わりになるキーは、どれになるのかを紹介しました。

実行のためのクリックは、エンターキー。

ご理解いただけたでしょうか?

では、マウスの右クリックは、どのキーになるのでしょう?

その前に右クリックと言うのは、マウスの右側にあるボタンを1回押すことです。
クリックは、左側のボタンを1回押すことです。
ダブルクリックは、やはり左側のボタンなのですがリズミカルにカチカチッと2回続けて押すことになります。
ただし、ダブル右クリックというのは、ありません。

さて、何か選択した部分で右クリックすると、その項目で何ができるのか、一覧のメニューが表示されます。

右クリックの代わりをするキーは、アプリケーションキーと呼ばれるキーになります。

通常は、右側のオルトキーとコントロールキーの間にある漢字の「目」に似た感じの絵が描いてあるキーです。

ただ、アプリケーションキーが無いパソコンも、たまにあります。
その場合は、シフトキーを押しながらファンクション10キーを押すと右クリックと同じような動作をします。

しかし、私が視覚障碍者をサポートする場合、アプリケーションキー(もしくは、シフトキーを押しながらファンクション10キー)での作業は、あまりお勧めしていません。

今回は、右クリックに代わるキー操作と兼ねて、サポートをする際のコツを紹介します。

晴眼者がマウスで作業する場合、目的のアイコンをピンポイントで選択することができます。しかし、視覚障碍者は、目的のアイコンまで地道に移動しなければなりません。

また、晴眼者は、右クリックしてメニューが開いたら、中にどんなコマンドがあるか一瞬にしてわかります。
右クリックして開くメニューは、右クリックした項目によって違うのです。
もしメニュー内に目的のコマンドがない場合は、何らかの別の方法をすぐに考えることができます。

しかし、視覚障碍者は、パッと判断できません。
一旦、メニュー内の項目を全て読んでみないとわからないわけです。
メニュー内をグルッと一回りして、目的のコマンドが無いとわかってから、何らかの別の方法を考えなければなりません。

また、何故その時、メニュー内に目的のコマンドがなかったのか?
というのも大きな疑問になり、視覚障碍者は、作業する際、迷子になってしまうことも少なくありません。

サポートする前に、どういう作業方法でするのが作業数の少ない方法なのか、また迷子にならずに済むか、サポータは、よく考慮する必要が生じます。

では、今回も実際にキーボードだけで作業してみましょう。

これから、ご説明することは、スクリーンリーダを搭載していなくても、Windowsのパソコンならばできることです。
メルマガを読みながら作業してみてください。

では、今回は「システムのプロパティ」を表示させてみましょう。

設定は、スタートメニューがクラシックスタイルになっているものとします。
よって、「マイコンピュータ」のアイコンは、デスクトップ上にあります。

マウスで操作する場合は、即、デスクトップ上の「マイコンピュータ」アイコンを右クリックしてメニューを開き、プロパティでクリックすればいいことですね。

では、これをキーボードだけで操作してみましょう。

それで、マイコンピュータのプロバティから表示する方法とコントロールパネルから表示する方法で比べて、検証してみましょう。

マイコンピュータのアイコンは、デスクトップ上にあるものとし、コントロールパネルは、スタートメニューの「設定」内にあるとします。
また、フォルダの表示は、「アイコン」ではなく、「詳細」に設定します。

マイコンピュータのプロパティから開く方法

  1. タブキーでデスクトップ上をデスクトップアイコンの先頭が選択されるまで移動します。
  2. 上下左右矢印キーで、「マイコンピュータ」アイコンまで移動します。
  3. マイコンピュータでアプリケーションキーを押します。
  4. メニュー内を上下矢印キーで移動し、プロパティでエンターします。

コントロールパネルのシステムを開く方法

  1. スタートメニューを開き、「設定」まで上下矢印キーで移動します。
  2. 右矢印キーで開き、上下矢印キーでコントロールパネルを選択します。
  3. エンターしてコントロールパネルを開きます。
  4. コントロールパネル内を上下矢印キーで移動し、システムでエンターします。

さて、こうやって書いてみると4項目ずつですから作業数的には、変わらないように思えますよね。

しかし、「マイコンピュータのプロパティから開く方法」には、デスクトップ上のマイコンピュータにたどりつくまでに決定的な致命的な問題があることを忘れています。

それは、デスクトップ上のアイコンが、時々 動く ということです。

何かインストールした、何かダウンロードした、と言うときに勝手にアイコンがデスクトップ上に出来上がってしまうことがあります。

晴眼者は、画面を見て、すぐに確認できます。
しかし、視覚障碍者は、画面を見れないのですからなかなか気がつきません。

そして、今回のような作業を何度かやってみて、この前までは、上下矢印キーで移動したら行きつけたのに!
今回は、見つからない。何故?
となりやすいのです。

なぜかと言うと、それは、デスクトップ上にアイコンの2列目ができていて、右矢印キーで移動しないといけなかった!ということが多いのです。

これは、晴眼者サポータが常にそばいれば、すぐにわかります。
しかし、視覚障碍者だけでは、なかなか気づかなかったりします。

このようなことは、右クリックだけのことではありません。

パソコンの操作の中には、晴眼者ならではの技があり、それをそのまま視覚障害者向けの操作に直したのでは、混乱する元になるかもしれないことを覚えておいてくださいね。

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