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「サポートする」ことについて

さて、今まで視覚障碍者のパソコンの操作方法について、いろいろ紹介してきました。

今回は、「ITサポートする」というのはいったいどういうことなのか、私の考えをご紹介したいと思います。

最初に結論を言ってしまうと、ITサポートは、ユーザーの操作方法の続きからサポート方法を考えることだと考えています。

ユーザーさんから「今、こうやって操作しているが、すごく不便である。何とかならないか?」と相談された時に、「こういう方法もありますよ」とアドバイスするのがサポートではないでしょうか。

パソコンの操作方法は、人それぞれです。

同じプログラムを起動させるにしても、いろいろな起動方法がありますよね。
それを一つの方法に統一させる必要はないとも思っています。

ですから、パソコンユーザーが困ってもいないことに対して「こうやったほうが便利です」と言って、今までおこなっていた操作方法と全く違う方法を教えるのは、ちょっと違うと考えています。

でも、「迷子になりやすいな」、「もっといい方法はないかな?」となり、「困っているのですが」と相談された時に適切にアドバイスするのが、サポートしてベストであろうと考えています。

前回「お勧めしない」としたデスクトップ上のアイコンを使う方法ですが、ユーザーさんが全くのお一人でパソコンを使っている場合であれば、設定もアイコンが増えるということも起きず何も変わらないことでしょう。

実際に、全く迷子にならず、デスクトップのアイコンを使いこなしている視覚障碍者さんもいらっしゃいます。

このかたは、それで何の不都合もないのですから、あえて違う方法を教えなくても大丈夫なのです。

また、WindowsXPでスタートメニューをクラシック[スタート]メニューにした方がいいかどうか?もです。

これも、WindowsXPの仕様にすっかり慣れてしまっているのでしたら、サポータが勝手に仕様を変更する必要はないでしょう。

しかし、見ていてどうも危なっかしいと感じるのであれば、ユーザーさんとしっかり相談して、どちらが便利なのか実際に操作してもらってから変更してみてください。

WindowsXPのスタートメニューを「クラシック[スタート]メニュー」に変更する方法は、私のサイトの
WindowsXP を Windows98のように使いたい
http://www1.tcnet.ne.jp/k-saku/person/page_24.htm
を参照ください。

何でもそうです。
サポータは、勝手にパソコンの仕様を変更しないでください。

Windowsパソコンは、視覚重視に作ってあります。
ですから、何か変わっていても、画面を見ることができれば気がつけます。

しかし、画面を見ることができない場合は、その変化に気がつけないことも多いのです。

パソコンの操作方法で便利かどうかは、ユーザーさん自身が決めることです。
サポートは、やり方を押し付けるのではなく、アドバイスすること。

それを「もっといい方法を習ったから!」と新しいやりかたを教えるのは、サポートではなく、単なるおせっかいになってしまう恐れがあります。

ITサポータは、いろいろなやり方を覚えて臨機応変に対処してくださいね。

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