« キー操作のコツ | トップページ | 顔文字について »

メール交換について

皆さんの中には「視覚障碍者さんとメール交換をしたい」とお考えの方もいらっしゃると思います。
今回は、視覚障碍者さんとメール交換をするときに気をつけて欲しいことを紹介いたします。

●メールソフトについて
Outlook Expressを使っている方は、非常にまれです。
(いないことはありませんが)
多くの方は、視覚障碍者専用メールソフトを使っていらっしゃいます。

MMメール2:http://www.am-corp2.com/mm-mail2/index.html
マイメールII:http://www.aok-net.com/products/mymail.htm

●改行について
スクリーンリーダーの読み上げた方を聞いたことは、おありですか?

スクリーンリーダーが文章を読み上げる場合は、文節ごとに読み上げます。
「わたしは、」と言う場合「わ」、「た」、「し」、「は、」と一文字ずつ
読み上げるのではなく、スムーズに「わたしは、」と読み上げてくれます。

では、文節区切りの前に改行があった場合どうなるでしょう?

実は、改行も文節扱いしてしまうことがあるのです。
例えば、2,000円と全角で書いたとします。
メールソフトの場合、送信時に自動改行されてしまうことがありますね。
全角だと言葉の途中でも改行されてしまいます。

ここで、ちょっと試しとして、2,0
00円と言った具合に途中で改行されてしまったとしましょう。

さて、どう読み上げてくれるでしょうか?!

最初のは「にせんえん」と読み上げてくれるのですが、2回目の改行が入ってしまったほうは、メールソフトによってなのですが、「にてんぜろ ぜろぜろえん」と読みあげてしまうものもあるのです。

また、熟語では、どうなるでしょう。
「認識」と書いたとします。これを「認
識」としてしまうとどう読まれるか。
何と「みとめ しき」と読まれてしまい、正しく熟語として読んでくれない場合もあるのです。

ただし、これは、最新のメールソフトを使っている場合には解決しているソフトもあります。しかし、古くからパソコンを使っているかたの場合、まだ解決していないこともあります。よって、送信する前に改行部分がどうなっているのか確認した後、送信するようにしてみてください。

また、空白を使って文字数を揃えるといったこともしないでください。
「認識」を「認 識」と書いてしまうと、やはり「みとめ しき」と読まれてしまいます。

●返信する際
返信する場合には、通常、前のメールの引用部分に引用符をつけて送信しますね。

スクリーンリーダは、文頭に引用符がついているときちんと認識して通常と違った声の高さにして読み上げてくれます。
これで、視覚障碍者は、今読み上げている部分が引用された部分であると理解できます。

ただし、自分で勝手に作った引用符の場合は、認識できません。
引用符として認識しているのは、[> ]の記号のみです。

また、あまりに長い引用を付けるのは、避けましょう。
引用部分よりも返事の方が短かった場合は、ちょっとがっかりしてしまいますからね。

また、引用を後に持って来て、先に返事を書いてしまう書きかたもあります。
そして、引用部分の頭に「以下は引用です」と書いてしまうと、もうこれ以上読まなくてもいいんだな、とわかって親切でしょう。

●署名等、名前の後に「ふりがな」を表記する
スクリーンリーダーは、名前や地名を読むのが下手です。
思いもよらない読み方をすることがあります。
これでは、実際に会って名乗った時に、誰だかわからないことになります。

ただ、PC-Talkerには、熟語辞書登録機能があります。
あまりにもかけ離れた読み方をする場合は、ユーザーさん自身でスクリーンリーダーの熟語辞書登録をされると思います。
しばらくは、お名前にふりがなを書き添えてみてください。

●英語表記は、カタカナに直す
これは、先の「英語の読み方」でも説明しましたが、スクリーンリーダーは、英語を読むのが下手です。
できるだけ、英語やアルファベットの略文字は使わずに、読み上げを考慮した書きかたにしてみてください。

●HTML形式のメール
一昔前のテキスト形式のみを表示するメールソフトでは、HTML形式のメールをもらった場合、タグが表示されてしまって大変読みにくいものになってしまうことがありました。

視覚障碍者用メールソフトは、テキスト形式のみを表示するソフトです。
しかし、きちんとHTML形式にも対応するようになっていて、HTML形式でもらってもタグを表示しないように設定できます。
ですから、最近は、あまり気にしなくても大丈夫です。

●添付ファイルについて
添付ファイルを付ける場合は、メール本文中にファイル名と
どういった種類のデータなのか簡単に説明を書いておいてください。

例1:このメールに画像ファイルを添付します。
   晴眼者にみてもらってください。
   ファイル名:image.gif

例2:このメールに圧縮データを添付します。LZH形式で圧縮してあり、
   展開するとWordファイルです。
   ファイル名:date.lzh

しかし、添付ファイルを開けない、読めない視覚障碍者もいらっしゃいます。
できるだけ本文中にテキストで内容を記載しましょう。

●最初に自分の名前を名乗る
メールのヘッダに自分の名前をつけている場合は、メールリストを読み上げさせたときに誰から来たメールなのかわかります。
しかし、ヘッダには、メールアドレスだけで本文中にも自分が誰なのか名乗っていないメールもあります。

最後の署名の部分のみに表記する方もいらっしゃいますが、最後まで読まないと誰なのかわからないと言うのは、ちょっとイヤじゃありませんか?

と言うことで、メール本文の最初に簡単に名乗ってしまいましょう。

さて、メールで気になるのは、きっと「顔文字は、どうなるのか?!」だと思います。
顔文字については、長くなりそうなので、また、次号で紹介いたします。

« キー操作のコツ | トップページ | 顔文字について »

IT支援」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/188714/46823743

この記事へのトラックバック一覧です: メール交換について:

« キー操作のコツ | トップページ | 顔文字について »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

Translator


スポンサード リンク





ツール

無料ブログはココログ